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標高日本一の温泉街「濁河温泉」
2月最初の土曜日、朝に思い立ってにごり湯の温泉に行ってきました。
私が3年前に購入して大切に育てておいた旅雑誌「旅の手帖」2004年12月号掲載の特集「にごり湯を楽しむ」と「静かに楽しむ・中山道宿場町」を参考にしてプランを立てました。 にごり湯は岐阜県「濁河(にごりご)温泉」、宿場町は中山道の真ん中34番目の宿場町「奈良井宿」を目指しました。 土曜日の朝に「今晩部屋空いてますか」と温泉に電話を入れました。1軒目は満室でしたが、2軒目は空いているとのこと。1泊2食付で12000円(税抜)と聞き、即決しました。 週末の天気予報は快晴。念のため「車はスタッドレスで2WDなんですけど、大丈夫ですか?」と宿の方へ聞いたところ、雪は降っていないので大丈夫といわれたので出かけることにしました。 濁河温泉は、岐阜県のおんたけの中腹にあり、標高1800mで日本一高いところに位置する温泉街であると、帰宅後に改めて雑誌を読んでから気づきました。そんな高いところにあると知っていたらダンナはスタッドレスの車では行かなかったとあとで言っていました。 木曽福島からチャオというスキー場を目指しました。駐車場で一休み。快晴でいい眺めでした。写真中ほどにある小さな点は、下の駐車場に止まっている自動車です。 ![]() チャオのゲレンデはとても広く、北海道のスキー場のようでした。 ![]() チャオの駐車場の先にゲートがあり、ここが5時で閉まりますので、それまでにここを通過しなければ温泉に行けません。何とか4時に通過して山道をくねくねと下ること15分。スキー場を越えたとたん道幅が狭くなり、途中こんな看板もあってヒヤヒヤしましたがようやく温泉街に到着しました。 ![]() 本日の宿は「プチホテル 百草の湯 みやま」。元々登山者向けの山荘だったのを改築してプチホテルにした模様。部屋数わずか4つのこじんまりとしたいい宿でした。 ![]() 今日は2組しか宿泊客がいないので、男風呂を私たちが、女風呂をもう一組が貸切で使わせてもらうことになりました。ラッキーでした。 お湯は薄い茶褐色で、近くの町営温泉から源泉を引いた掛け流しです。 露天風呂はとても広く、4つも湯殿がありました。屋根のないところにも陶製の風呂がありましたが雪で埋もれていました。本来ならここに薬草の湯が入るそうで、残念。 ![]() 同じく源泉掛け流しの内湯もわずか4部屋にはもったいないほどの広さでびっくりしました。少し熱めでしたが、外気が寒いので、内湯に入ったり露天風呂に入ったりを繰り返していたらすぐに1時間経ってしまいました。 ![]() この宿、百草丸という胃薬を製造販売している日野製薬という地元の会社が経営しているとかで、薬草湯もさることながら、薬膳料理が売りだそう。夕食だけで26種類の薬草を摂ることができるそうです。これは雑誌に書いてなかったのでびっくりしました。 春菊のえごまあえ、地元で取れるきのこの醤油煮、にんにくののった鹿刺し、ごま豆腐、イワナのソルベと甘えびの刺身、エスカルゴのパイグラタン、飛騨牛の陶板焼き、最後に朝鮮人参の天ぷらがデンと入った塩そば。もうお腹いっぱい。貸切風呂にも何回も入って、幸せでした。次の日は顔がツヤツヤになっていました。温泉の効用か薬膳の効用かは分かりません。もしかしたら両方?温泉の質はかなりいいことは確かなようです。 「百草の宿 みやま」 飛騨小坂町のHPに情報が掲載されています。 ![]() 天気予報とは裏腹に夜に雪が降り出して、翌朝は道路に新雪が積もり、私たちの車はチャオスキー場に戻る途中の山道でスタックしてしまいました。 宿のご主人に電話して、牽引してもらって何とか脱出できましたが、チャオに行く途中までずっと牽引してくださいました。本当に親切なご主人でした。 濁河温泉に行かれるときには天気予報に関わらず、スタッドレス+チェーンが必要です! 雪の降った翌朝の山道は雪壁状態になっていました。 ![]() 日曜日は中山道で江戸時代にタイムスリップしましたが、この話はまた後日。
by shokotoyota
| 2007-02-05 17:43
| 旅行
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