人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2006 11月沖縄旅行その8
沖縄6日目。土曜日。とうとう沖縄ともお別れ。今日は少し曇り気味。

ホテル法華クラブといえば、名だたるビジネスホテル。あまり期待せずに泊まったのだが(この週末やんばるで大きな自転車レースがあるためどこも満室だった)期待以上で満足。通されたのは角部屋だったが、部屋に入るとベット側は壁だが、反対側は全部楕円形の窓となっており、海の方角へ広がっていて眺めがよかった。幅広のカーテンを開閉するのが大変だったが。バスルームもビジネスホテルにしては広く、なにより今年オープンしただけあって「新しさ」が気持ちよかった。
最上階に展望風呂(温泉ではない)があり、部屋に置いてあるパジャマとスリッパのままエレベーターに乗って風呂に行くサラリーマンのおじさんと出くわす可能性大。部屋から廊下にでたら、缶ビール片手のパジャマ姿のおじさんが数人うろうろしてびっくりしたが、向こうもびっくりして慌てて同僚の部屋を叩いていた。修学旅行みたいでほほえましかった。ロビーにあるインターネットは無料。

朝食バイキングは840円だが、沖縄フードが半分くらい占めていて食べがいがあり、味も良かった。
食べがいがあったせいでチェックアウトが遅れてしまい、荷物を預けておもろまち駅に到着したのが9時前。今日は首里城公園見学のつもりなのだが飛行機が12時発なので、おもろまち駅を10時半には出発しなければならない。おもろまち駅から首里駅まで10分弱、首里駅から首里城公園までは徒歩20分と観光本に書いてある。これでは行って帰るだけになりそう。
また沖縄に来ることもある(だろう)から、今日のところは下見だけにしようということになり、1日モノレール乗車券を購入して首里城公園へ出発。
首里駅に到着して、最初の目的地首里金城町の石畳道に向かう。首里城公園を右手に見て塀沿いの小道をずっと歩けども、なかなか見えてこない。途中に「瑞泉酒造」の看板も見えたが今日はそんな時間は取れない。そのうち堀沿いの道もなくなってしまい、車道へ出て体操中のおじさんに道を聞く。もっと下に歩いてそこで他の人に聞きなさい、と言われた。ここから道は海側へ下ってしまう。首里城公園は海がよくみえる丘陵にあるはずだが、こんなに下がってしまって、首里城公園から離れていいのだろうか。駅からはさらに遠くなる。まあどうにかなるだろうと歩いてみた。楽天的なのが私達夫婦の特長である。

信号もない小さな四つ角に「石畳道」の看板発見!石垣に囲まれた石畳の小道がくねくね下っている。写真でみる以上にものすごい急な坂道である。これを皆登ってくるのだろうか、私にはムリである。ほんの入り口だけ数十歩歩き、「また来るから。。。」と言い訳してバックして、首里城公園へ向かう。ここまで早歩きで25分は歩いただろう、ハアハアだったので写真を撮る余裕がなかった。

石畳道まで降りてきたのだから、首里城公園へは登るしかない。これまたすごい上り坂で、途中にハンドバックを持った外出中の地元の奥様方が塀にもたれかかって「がんばんなさいよ~」と私達を応援してくれた。奥様方は坂の上のバス停まで、毎日この坂道を歩くのだろうか。しかし急ぐわけでもなく、私達の後から歩いてきた奥様と楽しそうに談笑していた。旅行者とは時間の流れが違うな~と思いつつ、坂の途中の新都心と海が一望できる眺めにも目もくれず、急いで歩いた。一番いい眺めの角地の白い家ににカフェという看板があったが開店していなかった。坂道はやがて林の中を抜け、観光バスがたくさん止まっている駐車場に出た。人がたくさんたむろしており、おおここが首里城か、と思ったが実はお土産屋だった。私達は首里城公園の裏手に出てきたようだ。

観光を済ませてお土産屋に入ろうとする人の流れに押し戻されそうになりながら、まずは世界遺産「園比屋武御嶽石門(そのひゃん うたき いしもん)」を目指した。首里城公園では首里城跡だけが目立っているが、王の陵墓でありユニークなシーサーがお守りしているという「玉綾(たまうどぅん)」と、この園比屋武御嶽石門もれっきとした世界遺産なのである。修学旅行生を引率するバスガイドは石門に目もくれず、首里城跡を目指していた。

沖縄旅行に行くと決めた後、新聞のテレビ欄でBS日テレ世界遺産で沖縄を特集すると知り、ビデオに録画して勉強した。
それによると、沖縄の人にとって今も信仰の対象になるのが園比屋武御嶽石門の背後に控える森である。ここには沖縄を守る神様がいるので、沖縄の人はここにきて静かにお祈りをするとか。そしてそのお祈りをする姿を写真にとったりしてはいけないのである。このHPには写真がしっかり載っているけど、これはあくまでも企業のHP。私達はお祈りをしている人にカメラを向けないようにしましょうね~(おばぁ風に)。私達もこの神聖な場所でしばしお祈りをさせてもらった。
園比屋武御嶽石門

もうここでタイムアップ。駅に戻らねば今日の飛行機に間に合わない。後ろ髪を引かれながら、その昔舟遊びの宴が行われたという龍譚池を眺めつつ岐路についた。観光本には丸1日時間を費やす価値ありと書かれた首里城公園、思った以上に広かった。
帰り際にモノレールの駅から公園が見えた。また来るからね~。
2006 11月沖縄旅行その8_f0114337_19474370.jpg


空港で最後のオリオンビールとA&Wのどでかハンバーガーを食べて沖縄を後にした。帰りの飛行機の中で先述のおばぁの本を読み、沖縄に来る前に読んどくべきだったと激しく後悔。

セントレアに到着してまたビールを飲み、酔い覚ましにぶらぶらと空港を散策していたらなんと「フォーミュラニッポン」のイベントをしていた。ええとモータースポーツに興味のない方はここから下はすっ飛ばして下さって結構です。

「フォーミュラニッポン」とは、F1を頂点とするモータースポーツの1種で、F1に似た形の車をサーキットで走らせて競争する。日本では、ソアラやNSXなど市販車を改造した車をサーキットで走らせる「スーパーGT」と双璧をなす、人気のレースである。といっても私も良く知らないんだけど(笑)
今年F1の「スーパーアグリチーム」(夜中にAre you crezy?というCMが流れる。スーパーマーケット内でカゴに乗って大の男二人が競争するCM。)で2人目の日本人ドライバーとなった井出くんがいたので1時間みっちり対談を聞いた。対談後、井出くんの所属チームのスポンサー「Docomo」からドコモダケのシャーペンが配られた。井出くんファンのために対談中の写真を掲載しよう。私にとっては「有名人」との遭遇でした。もう一人のドライバー松田くんは実にしゃべりがうまくて感心した。対談後に松田くんからプレゼントがあり、対談を聞いていた会場の全員でじゃんけんをしたが2回戦で負けてしまった。今年の鈴鹿F1でノオートバックスブースでのアグリさんの対談の時にも、じゃんけんで負けたんだよなぁ。勝つ秘訣はあるのかなぁ。

2006 11月沖縄旅行その8_f0114337_19575690.jpg


2006 11月沖縄旅行その8_f0114337_19581533.jpg


以上、沖縄旅行記でした。絶対また行くぞ~!
最後に、6日間の旅行で2kg太ってしまいました。沖縄の食堂は全体的に量が多いのにもったいないからと残さず食べたし、車ばっかり乗ってたから運動が足りなかったし。。。ダンナは北部で食べたサーターアンダギーで太ったのだと叫んでいます。確かに手でつかむとニギュッと油が染み出したなぁ、けどおいしかった。旅行から帰ってきて2週間後に健康診断がありましたが、結局もとの体重に戻らぬまま受けてしまいました。結果が出るのが怖いです。ちゃんちゃん。
2006 11月沖縄旅行その8_f0114337_2084670.jpg

by shokotoyota | 2006-11-30 20:07 | 旅行
<< 立山でみた月~2006 10月... 2006 11月沖縄旅行その7 >>



愛知のおいしいものや旅行記を掲載しています。皆さんの旅の参考になれば幸いです。

by shokotoyota
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧